2010年6月2日水曜日

バディオブクライストプロジェクト草案

以下4j4u.netで提供を思案しているサイトの草案です。
既に存在しているような書き方をしていますが、プラニング状態です。
公協訳に専念するつもりなので、賛同者がいなければ、何年後かになるでしょう。

「バディオブクライストSNS」プロジェクト

教会の管理を軽減するための教会基幹ソフトとして機能を提供しつつ、多層化されたSNS的な人的ネットワーク構造を用い、キリストの御体である教会全体を繋げていくプロジェクトです。

まずは、本命の目的であるSNS面の説明です。

各教会で、1つの独立したシステムを用います。1つの教会システムをドメインと呼びます。
ボディオブクライストは、P2P的にドメイン同士をWebサービスによって繋げます。

ドメイン群はシステムとしては独立しながらも、全体としてはbofc.4j4u.netSを最上位に階層化されます。

bofc.4j4u.net(最上位SNS)
=> 福音自由
=> 大鋸福音自由教会
=> 葛西福音自由教会
=> 単立渡内グレースチャペル
=> 基督教団
=> 山内基督教会
(検索に引っかけて迷惑をかけないために、わざと存在しない名前を使っています。)

と言った具合に、実際の組織構造をモデルとしてSNS郡を階層化します。

上下関係内での情報のやり取りやセキュリティーレベルはそれぞれの下位階層によって上書きされます。

例えば、大鋸福音自由教会は、教団内のメンバーには名前まで公開する設定
するようにした場合、葛西福音自由教会SNSに所属するメンバーからは名前が表示されますが、
山内基督教会から直接名前を閲覧される事はありません。

これらの階層情報や階層ごとのセキュリティー設定は、親サーバが持ちます。(よって、完全にP2Pとは言えない)

しかし、教会の下にある個人レベルでもセキュリティーレベルが設定でき、「フレンド登録」
をする事で、これらのドメイン間のセキュリティールールを飛び越えて、情報が個人間で閲覧されるようになります。

ボディオブクライストSNSは、個々のSNS管理者の設定や利用者の設定により外部SNSのデータを受信する事が出来ます。これは、教団全体のニュースであったり、イベント告知であったりします。

教会の繋がりに繋がっていなければ参加できない事を教会単位(実際に顔を見ている)で保障し、また適切に個人情報を守れる設定を可能にし、匿名による参加を許さない事で、現実の兄弟姉妹関係の繋がりを利用した具体的なコミュニケーションを可能にします。

なぜ既存のSNSでは不足なのか?

一方既存のSNSであるMixiでは、実名を公開するのは稀で、弊害が発生する可能性があり、本人確認が取れず、教会専用のコミュニティーを作っても、外部の者が入り込んでくる可能性が常にあります。それはそれでメリットがあるのですが、当プロジェクトではそれを目的にしません。

Facebook は実名を使う慣習にありますが、どうしても雑音が入り、教会を繋げるには無駄が多すぎるし、教会特有のデータ(受洗日など)を入力できず、組織関係を多層化ができないために
セキュリティーレベルをすべて個人間で制御するため煩雑になります。それに、教会全体の個人情報を一点集中させるには信頼に欠けます。教会特有の情報処理を行う事もできません。

それらのSNSで個人個人が証しをされ、福音伝道されているのは素晴らしい働きですが、最もセキュリティーが高く、外野なしに教会同士のコミュニケーションが図れる場が必要であると
思います。

上記が究極的な目的ですが、SNS機能のみであると、元々これらの事に興味のない教会に目を向けてもらう事が難しいため、基幹システムとしての機能を提供します。

- 教会名簿

ボディオブクライストは、それ自体がそのまま教会名簿になります。
利用者は、参加時に、洗礼日や信仰告白日などを入力し、個々のSNSの管理人は自らのSNS内の教会員の情報を閲覧する事が出来ます。

これにより教会員名簿が、各自の手によって管理されるため、管理側の手間が省けます。
(パソコンを使った入力ができない方には、管理者が入力頂く必要がありますが)

- 週報

ボディオブクライストは、そのまま教会内のコミュニケーションに使う事が出来、教会運営に必要な出力機能を持ちます。

それは、週報などの情報をボディオブクライストを通じて配信する事で、メールでSNS内の会員に届けられ、逆にメールを利用しない教会員や紙媒体での印刷物を礼拝時に希望する方の人数分を通知してくれるため、印刷コストを抑える事が出来ます。

又は、週報の一部を頂ければ、教会向けの週報テンプレートを作成し、週報をボディオブクライストに入力したデータから自動生成させる事も出来ます。

- 奉仕者スケジュール
また、奉仕者のための奉仕スケジュール管理なども備え、これもインターネットを利用しない人のために、印刷が可能です。

- 讃美

讃美をデータベース化する事が出来、賛美担当者が選曲をするだけで関係奉仕者にメール等で選曲が通知され、歌詞などをメールで自動配信する事が可能です。中央サーバから著作的に利用許諾が得られている又は著作権の存在しない讃美は、自動的にダウンロードされるので、歌詞の入力の手間がありません。パワーポイント形式やopenpl形式(讃美専用ソフトウェア)、MusicXML(楽譜データ。多くの楽譜編集閲覧ソフトで利用が可能)等でダウンロードが可能です。CCLIと連動できるとベストでしょう。

- 礼拝メッセージ配信

礼拝メッセージの内容もアップロードする事が出来、その場合はインターネットに公開される索引ページが自動的に管理されますので、教会のHPからリンクして頂く事が可能です。

- ホームページ機能

ボディオブクライストは、SNSであると同時に、ホームページとしての機能も持っており、設定に応じてこれらの週報の情報の一部やメッセージの内容などをSNS側から更新する事で、公開されるホームページ側も自動更新がされます。

これによって、ホームページの管理者の手間を軽減する事が可能です。まだホームページをお持ちでなければ、当然そのままホームページとして機能します。その場合は、複数あるテンプレートから選択頂きます。テンプレートを編集する事で、デザインをカスタマイズする事も可能です。


このようにボディオブクライストは、学習を必要とするものの長期的に教会の管理コストを下げ、紙媒体の印刷コストを下げつつも、具体的な意図を持った教会内及び他教会とのコミュニケーションを助け、適切な情報を教会外へ発信を可能にします。

ボディオブクライストはシステムのみを提供しており、データ自体はそれぞれの教会がそれぞれのサーバで預かる事になります。もちろん教会側で個人情報をお預かりさせて頂いても構わないというコンセンサスが取れるのであれば、運営が当サーバへのシステムのインストールとデータの管理を責任を持ってさせて頂きますが、すべての教会の個人情報を集める事が目的ではないという事です。(そのためにわざわざ手間をかけてP2P構造にしている)

電子聖書とプロジェクター

電子聖書のデータをプロジェクタに簡単に映写する方法を紹介します。

もちろんPowerPointに手入力しても出来ますが、メッセージの度に入力するのはかなりの手間なので、The Sword Projectが利用しているOSIS形式からの導入方法になります。

一度この設定を行えば、聖書全巻がご利用できます。

口語訳(1955年度版)を用いての紹介です。

http://openlp.org/en/download.html
から最新版をダウンロードし、インストールしてください。
私が利用したのは、OpenLP-1.9.1です。

そして口語訳のOSISをダウンロードします。
http://4j4u.net/a_kougo-osis.xml

OpenLPのインストールの最後に、CCLIのIDとパスワードの入力を求められますが、無視してください。OpenPLは、CCLIのSongSelectサービスと連動して、英語の曲を無数にダウンロードできるようですが、日本ではCCLIがサービスを展開していませんので、利用できません。ここでは、日本語聖書をプロジェクタに映写するソフトとして使います。

OpenLPが起動しましたら、左のSongs、Bibles、PresentationsとなっているところのBiblesをクリックしてください。

するとQuick Advanceというタブが表示されますが、それをそのままに下の図のImport Bibleボタンを押下してください。


すると以下の画面が表示されますので、先ほどダウンロードした口語訳のデータを指定して、Nextを押下してください。



するとVersion、CopyRightとPermissionの入力を求められます。
Versionには、Kougoyaku(日本語だとうまくいきません)と入力し、CopyRightとPermissionには適当な文字列を入力してください。(この口語訳データは著作権が切れているので問題ありません)

Nextを押下するとインポートが始まります。結構時間がかかるのでお待ちください。

100%になったところで終了します。

後は、表示するだけです。

Advancedタブをクリックします。
表示させたい節を選択して、Searchを押下します。
下段に該当する節が表示されるので、それらをクリックします。

複数ためておく事が出来るので、あらかじめ全て検索しておき、メッセンジャーの話に合わせて画面が切り替わるようにすると良いでしょう。

しかし、このままだと文字が小さすぎるので右下のテーママネジャーを使って、デザインを変えましょう。

New ThemaボタンをクリックするとThemaを作れます。私は、Font Mainタブをクリックして、Sizeというところを30ptから120ptに増やしました。これで文字が大きくなるはずです。
背景やフォントを変えたかったりしたらご自由に変更してください。

操作側の画面です。



こちらは、プロジェクターに写る画面。



このプログラムで利用可能のOSISファイルの新共同訳と新改訳が有償提供されないか交渉してみます。

OpenLPも日本語化したく思っています。少々手が足りなくなってきているので、奉仕してくださる方がおりましたら、ご連絡ください。

2010年5月18日火曜日

Edinburgh Global Mission (English)

(日本語版は、こちら http://d4cc.blogspot.com/2010/05/digital-1000-6112-2540-sword-projectit.html )

I gave the name card to some of people I met at the conference so I thought I should write an English blog too.

At this global mission conference, I heard the word "digital" surprisingly many times. Surely in the thema-specific class "Technology and Mission", but also it was emphasized often at general conferences held in evening.

I personally summarize what the speakers say with the following sentence.
"many of technologies have histories of developments for circular desires or for human ambitions. However to reach those non-believes and next generation christians who are dived in there, we need to deliver the Gospel and the Word of God accordingly."


I was blessed to serve nearly 1000 missionaries from over 140 countries arriving Narita Airport for the conference.

Due to lack of volunteers, I was at the airport from 6 am to 11 pm. The last few people at the airport had no bus arranged (well I arranged that way) so I dropped them off at their home-stay with a van. It was around 2:30 in the morning when I got home.

In midst of all this, I was given the follow Word of God and felt strong presence of the Lord.

"The King will reply, 'I tell you the truth, whatever you did for one of the least of these brothers of mine, you did for me.'"

Matthew 25:40

I was weeping at the airport for a while. After this, some miracles happened in my life.

I was in unemployment status for a half year. At this very day, some former company boss asked me if I wanted to work with him for his new company. But I politely passed up because I certainly knew it has nothing to do with the given mission.

The next day, I was given a time to attend a thema spefic class "Technology and mission". There, as I exchanged my name card with the speaker (man! this speaker is full of power and knowlegde in IT), I shared him what the Sword project is and he asked me to talk about the Sword project and my vision for Japanese translation to be digitally available. After I spoke the speaker leaded attendants to pray for me and for Japanese digital translations. (I found myself weeping again as the grace of the Lord was soooo strong.)

One of those attendants was a developer of http://lastmilecalling.org/ which is like SNS dedicated for missionaries. The team proposed me a position with a fixed salary.
But again, I passed up because the Lord is preparing me something else.

At the same day, one of top management people of Christian organization which I am applying right now sent me an e-mail that he wants to see me. As the result of the "interview", he said he would recommend me to be accepted.

Counting the last recommendation as an "invitation", I had three invitations just in three days. it is so unbelievable, comparing with the past half year without any thing at all.

In this half year, I thought about working in a circular company just as a programmer. I was convinced that the day I get an ideal work which I would like to do, which the will of God is and which I can support my family, is not far away.

So it was all blessed!

Praise the Lord.

エジンバラ世界宣教大会を通じて

今回の大会では、驚くほど電子化(digital)という言葉を耳にしました。
参加した技術系の分科会では当たり前ですが、一般向けの集会でも多く語られて、強調されました。

多くの技術は、世の欲求や野望のために作られた経緯があるが、そこに浸かっている人々のところに福音を伝え、又ライフスタイルが変化している次世代(私も含め)のクリスチャンのためにも、そこに御言葉を届ける必要があるのだと結論できます。

このようなブログを読まれている方は良く理解されていると思いますが、本当にあのような場で重ねて強調されているのは驚きでした。


以下個人的な電子化と関係のない話になります。
エジンバラ世界宣教大会の1000人近く世界各国からの参加者を成田空港で迎えるという機会を与えられ、奉仕していました。

奉仕者が不足していたため、二日間にかけて空港で朝6時から夜の11時近くまでウェルカムしていました。最終到着の数人は、既にバスがないため、バンで直接ホームスティまで送り届け、家についたら2時半でした。

そんな中でしたが、ふと休憩している時に次の御言葉が与えれ、強い主の臨在を感じました。

『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』
マタイ25章40節

空港で、涙がぼろぼろと出てしまいました。この後奇跡が起こります。


さて、長く求職中であったのですが、この同じ日に前の一般の会社の社長さんから、新しい会社の立ち上げを一緒にしないかと誘いを受けました。しかし、次の仕事は、神の御言葉の電子の貢献のために働く事を決めていたので、丁重にお断りしました。

その二日後に、世界宣教大会の技術関係の分科会に参加する機会が与えられ、The Sword Projectでの日本語化の働きの説明をスピーカー(このスピーカーの兄弟は今までに見た人で最も力とITに関する知恵に溢れていました)から求められたので、日本語の聖書訳の現状について話し、新改訳や新共同訳聖書がもっとも自由に(有償でも良いので)電子化されるよう参加者全員に祈って頂きました。

そしてこの分科会の参加者の一人が、http://lastmilecalling.org/ という宣教師専用SNSの開発者でして、翌日に固定給を払うから日本代表をやらないかと誘われました。これは、かなりキリスト教会のためにもなる良い勤めだと思いますが、御心と異なるのでその場でお断りしました。

同じ日に、応募しているキリスト教関係会社の上層部の方から、突然メールがあり、私と会いたいという話をしてくれました。世界宣教大会の会場で、そのままお話をして、私を押してくれるという話になりました。

最後のも誘いとして数えると、たったの3日間の間に、3社から誘いがあった事になります。音沙汰なしの半年間が嘘のようです。まだ決定ではありませんが、待ちに待った長い半年間でした。

求職中にも、何度か一般の会社に勤めるのも悪くないと考え直した事もありました。しかし、御心と自分のやりたい事と生活が両立完全に一致した働きが待っている、それもそう遠くないと実感した祝福された大会となりました。

栄光在主

2010年5月4日火曜日

海外聖書研究ツールの勧め - Xiphos

世の中たくさんのPC向けの聖書研究ツールがありますが、日本はあまり種類がありません。
無償で高機能のものが多数ようなのですが、最も需要の高い新改訳の利用が利用許諾的に限定的なので、海外の物を入れてもあまり使い物にならないのかも知れません。

PocketSwordが無償であるのにも関わらず圧倒的な機能性を持っているように、何時までも機能的にも日本語以外の訳の数でも、海外と比べると圧倒的に制限があり、高価な日本製聖書研究ツールに頼らざるを得ない現状に選択肢を提供したいところです。

Sword Projectが力を入れているXiphosというツールをご紹介します。

Swordで利用できる100以上の追加拡張データが利用できるのは当たり前として、5つまでの対訳表示、辞典・辞書との連動、注解書との連動などSword Projectが開発しているソフトウェアとしての機能を持っています。一つ違う大きな特徴は、注解書データを自作できるところです。

早速、インストール手順を動画込みで紹介します。

1. http://xiphos.org/の右のDownload for Windowsをクリック
2. ダウンロードが開始されるので、ダウンロードがされたら、インストーラーを起動。
3. インストーラーの指示に従ってインストールしてください。
4. デスクトップに出現するショートカットから起動してください。
5. 初回起動時に、拡張データのダウンロードを要求されます。以下の動画を参照ください。



途中英語訳やギリシャ語原本の選択がありますが、お好みの訳を選択してください。

6. 次は、日本語訳のインストール手順と日本語訳の文字化けを回避する手順です。以下の動画を参照ください。



ここまでで日本語訳と英語訳を利用する準備が出来ました。

7. 次は、対訳表示の設定方法です。



8. 最後に、注解データの編集方法です。



次回、ここで作成した注解書データをPocketSwordに組み込む方法をご紹介します。
(PocketSwordの方で個人が作成した拡張データの対応がまだのようです。)

Xiphos自体ですが、現在日本語化中ですので、日本語対応するまでしばしお待ちください。

2010年4月20日火曜日

電子賛美配布サービス CCLI

今日は、賛美ソフトウェアを検証していて、すばらしい発見をしました。

ちょうど私が、賛美とP2Pという投稿でクライアント・サーバの解決策の話をしましたが、それをすでに世界では実行していました。

CCLIという機関がやっています。
アーティストから賛美の利用許可を取り、歌詞・動画・楽譜・コードをWebサービスで提供しています。

更に、OpenLPという賛美専用プレゼンテーションソフトがオープンソースで開発されていて、それがCCLIの提供しているSelectSongというサービスに対応しているのです。(日本語対応していないので、日本語化に関わろうと思います)

これらが意味する事は、とても素晴らしい事です。

無償多くの曲・動画・楽譜・コードが、世界中(CCLIが利用許諾活動している国では)で賛美が利用できるという事です。それらがそれぞれのソフトウェアと連動し、スクリーンに歌詞を出したり、合わせるために変調されたコードと歌詞だけ印刷したり、楽譜を変調してから印刷したり、動画を見て練習したり・・・

これらの事は、技術的にはそれほど難しい事ではありません。
利用する側の意識と曲を提供する側の意識の問題でしょう。

この素晴らしい働きに大きな拍手を送り、神をあがめます。

日本にも事務所を開いてほしいものです。。

2010年4月14日水曜日

注解書募集

新約のみ、特定の書のみ、書きかけでも結構ですので、聖書的な注解書を募集します。

PocketSwordで聖書と注解書を読み込めるのですが、日本語の注解書が現状ありません。

無料で注解書を配布しても良いという方、当投稿にコメントください。
責任を持って、The SWORD Projectで利用できるフォーマットに変換し、The SWORD Projectに注解書として登録させて頂きます。

TSK Commentary + PocketSword iPhone

感動的な物を発見しました。

前回紹介したPocketSwordに、TSK Commentaryという注解書があるのです。
(Crosswire1 > commentary> 英語 > 下のほうのTSK からダウンロードできます)

これが何がすごいと言うと、注解書という扱いになってますが、大部分が参考聖句集なのです。

創世記の1章を開いてから注解書を開くと、大量に創世記1章と関連する聖句がずらずらと表示されます。それらをクリックするとその下に、それらの聖句がダイレクトに表示されます。

いやはや、これは感動的です。OliveTreeもTSK Commentaryを出していますが、それだけで1000円します。これも当然無料です。

是非ご利用ください。

2010年4月13日火曜日

聖書共同翻訳サイト発足

以前、http://d4cc.blogspot.com/2010/04/blog-post_07.htmlで投稿した内容ですが、実装する事にしました。

http://kky.4j4u.net/ がURLになります。

まだ編集やコメント機能が動作していませんが、是非一度足を運んでみてください。

World English Bibleのように、無償で自由に配布できる現代日本語の聖書のために、お力を貸してくださいませ。

個人プロジェクトだと信頼に欠けるので、CrossWire.orgやeBible.orgとタイアップできないか交渉をしてみます。

2010年4月9日金曜日

The SWORD Projectへの参加

少し前から、The SWORD Projectに参加しています。まだ、The SWORD Projectの日本語Wikipediaの翻訳とPocketSwordの日本語聖書の検証とその報告ぐらいしかしていませんが。

The_SWORD_Projectとは? (ja.wikipedia)

驚いたのは、組織として寄付献金を一切受け付けないと言う公言です。

一度献金を受けると会計処理のために、法人化する必要性が生じ、固定費が発生し、継続的に献金を必要とする体質になります。献金を受ず、(組織として)コストゼロ構造を保っています。

献金に依存すると、受益者が発生する可能性が生じ、分配も容易ではなく、また管理コストが発生します。

受益を目的の一つとした同様の組織があっても全然ありですが、献金額が管理コストを下回る気がします。

さて、サブプロジェクトに高額な聖書研究ソフトに引けをとらない物もありますが、日本語化されていません。

日本語対応したとしても、新改訳や新共同訳がOSIS対応してくれないとあまり意味がないのですけども。折角なので、OSIS対応を各聖書協会に促して見ます。

有効な立場にいらっしゃる読者様が居りましたら、ご協力お願いします。

2010年4月7日水曜日

オープンな聖書共同翻訳作業環境

オープン聖書翻訳作業環境

WEB(World English Bible)のように著作的にオープンな聖書が日本語にも必要であるとひしひしと感じる。

私は、ギリシャ語とへブル語はサッパリなので、プログラマとしてできる限りの理想的なオープン聖書翻訳作業環境を考えてみる。

オープンな共同翻訳作業は、Wikipediaが代表的だろう。Wikipediaをモデルに、一節を一頁として捉え、一頁をフルに用い、各種対訳や参考文献からの抜粋などでページを埋めて行く。実際に訳さなくても、参考文献を足すなどしても貢献できるようにする。

訳はすべてバージョン管理下に置かれ、変更されてきた箇所がわかり易く表示される。

委員会で承認されている各節のバージョンが定期的OSIS等のフォーマットで出力される。

委員会で訳の選定が折り合わない場合、節ごとにブランチ化する事ができる。ただし、聖書翻訳ガイドラインに準じない訳は、ブランチとして認められない。ガイドラインには、文脈や背景を考慮するなど、翻訳に求められる一般的な物である。

辞書の構築も重要になる。
単語ベースでは、辞書に無い訳は通常認められるべきではなく、加える場合は、辞書に訳を追加するべきだろう。

ブランチ化された節は、ディストリビューシュンにより選定される。ディストリビューシュンごとにローカルな委員会を儲け、どのブランチを受け入れるかを選定する。ディストリビューシュン委員会は、誰でも新しく設立しても良い。参加ルールは、ディストリビューシュン委員会ごとに異なる。

こうする事で、解釈の対立を部分的な分離に留め、チームの完全分裂を防ぐ事ができる。また、複数の最終成果物を出力する事で、エンドユーザーに選択を委ねる。

以下、Subversionサーバを使って実装した場合の構成図。(自分のために書いてるので汚い上に英語で申し訳ない)


GITを使ったBibledit-Webという実装がありました。まだまだ未完のようですし、節ごとのブランチは実装予定になく、ひたすら一つの訳に落とし込む方向のです。

ただし、お一人でコーディングされているようで、プログラマの協力者募集がないので、指を見ているしかないです。

2010年4月6日火曜日

QT冊子の配信について

リビングライフ、ディリーブレッド、マナなどQTに用いられる冊子がいくつかある。

上記に挙げた3つのうち、デイリーブレッドだけがタイトルと最初の1行ぐらいをRSSで配信している。(PodCastで音声配信もしている) HTMLだと全文配信している。

デイリーブレッドは、冊子が無償であるし、QTしてもらう事だけが目的であるから、組織の目標として自分のサイトのアクセス数を伸ばす必要はなく、RSSで全文公開してしまうのが筋だと思わざるを得ない。

RSSで配信しておけば、第三者のプログラマが勝手に読みやすいクライアントなりを様々な端末を開発するだろう。そうすれば、イメージ情報やレイアウト情報を含むHTMLを配信しているよりもサーバへの負荷も軽く、HTMLで見せるよりメモを取ること(第三者が開発したアプリケーションの機能として)ができたり、ユーザーにとっても有意義なはずである。

うーん、デイリーブレッドに関しては、RSSで全文配信しない理由がイマイチ理解できない。

特にクリスチャンは、同じ父(同じ信仰)を持つ会った事もない兄弟姉妹達のために、(もちろん自分のためにも)奉仕ができる人達が多いと思う。例外なくクリスチャンプログラマにも(比較的)多いと私は思う。

リビングライフやマナの出版社様には、有償購読でも良いので配信して頂けない物かと思う。
その場合のフォーマットであるが、RSSでは些か汎用的過ぎるかも知れない。その日の聖書箇所などは別のタグに持たせておき、聖書ソフトとの連動を図れるようにしておきたい。他にも色々あるが、どうにかできる立場にあるわけではないので、ここで終わっておく。

2010年4月5日月曜日

iPhone聖書 PocketSword

色々比較結果を乗せるのが順当なのだが、ずばりお勧めだけ紹介します。

PocketSwordです。

無料で著作フリーの日本語聖書がすべて読めます。
使い勝手も良好です。

The SWORD Projectをベースにしているので、色々実装が容易な感じで、今後にも期待が持てます。まだバージョン1.2.1で更新も頻繁にされています。

日本語聖書に関してのバグがありましたら、ここで日本語で書いていただければ、本家バグ報告サイトに転記致します。

携帯聖書の危惧

携帯聖書は、素晴らしい物で、私も使用している。

しかし、紙の聖書のように、汚く使う事が出来ない。線を引いたり、ハイライトしたり、示された事を書いたりする事である。このようなプロセスを通して、聖書は自分の物になっていき、使い易くなって行く。

携帯聖書ソフトでは、これが出来ない。

非常に致命的で、安易に軽いからと言うだけで、常に携帯聖書ソフトに頼る事は、長期的に見ると宜しくないと思う。

これは重要な問題なので、これからも調べた事を書いていきます。

音声聖書集約サイト

音声聖書集約サイト

以下、アイデア。

著作フリーの聖書をWeb上で朗読し、その録音データのアップロードを可能にするサイト。
携帯機器が割と良いマイクを積んでいる可能性が高く必然的にメールが使えるので、メールによる投稿がお手軽かも知れない。読んだ分だけアップロードできるのは強み。さすがに、節ごとに読み手が変るのは聴きにくくなるので、できれば書を、最低章を読み切って欲しいところ。

全体の進捗が分かるようにし、朗読ボランティアの助けが必要な箇所を募る。

更に録音データを他の聖書アプリから自由に読み込めるようにする。

聖書朗読と言う企業が行うにはコストが高く、無償化が難しいサービスをwikipediaのようにみんなでやって行こうと言う物である。


更に、音声とテキストがあれば、動画聖書が作れる。

単立でやるより、the SWORD projectあたりのサブプロジェクトにいかがだろうか。

-- 編集追記 --

始めてくれれば、録音するという友人が現れたので、スタートしました。
まだ公開用のサイトがありませんが、録音データを受信して、保存する仕組みはできています。

興味のある方は、supportアットマーク4j4u.netへ一報送ってください。

2010年3月25日木曜日

キリスト教をGoogle

キリスト教というキーワードでGoogleで検索すると、このブログ投稿時点でwikipediaの次に2番目に出てくる某サイトがあります。(閲覧時点で結果は違うかも知れませんので、必ずそのサイトとは限りません)

wikipediaは客観的な事だけを書いているので全く問題がありません。しかしこのサイトは、2番目に閲覧するサイトとしては、不適切だと私は思います。色々理由はあるのですが、一番の理由は、主観的聖書解釈がされているにも関わらず、聖書のThe Gospelが語られていないからです。

それはもちろん、「イエスを救い主だと信じる者は救われる」という聖書が一貫して伝えようとしているメッセージです。この福音なしで、キリスト教を語るのは、私の聖書理解では意味をなしません。

このキーワードで検索された時に、2番目又は1番目にThe Gospel(福音)が来るようにしたいのです。

ご賛同できる方は、
http://www.febcjp.com/
辺りをリンクさせてくださると幸いです。febcjpに頼まれたわけでも、関係者なわけでもありませんので、「キリスト教」というキーワードで検索した時に比較的上位に表示されるサイトで福音的な物であれば、どれでも構いません。集中させた方が、問題視しているサイトを越えやすくなるので、迷ったらfebcjpに合わせてくださいませ。

賛美専用ソフトとP2P

さて、賛美とプロジェクタとPowerPointという投稿で、賛美専用ソフトをざっくりご紹介しました。

しかし、その賛美専用ソフトにも一つ問題があります。データのフォーマットの問題です。

音楽の世界にもデータの標準化があり、いくつかのXMLフォーマットが存在しますが、私が見た範囲ではデータが標準されている賛美のソフトがありませんでした。

古典的な賛美を除いて、ほとんどの賛美には著作権があるので、データが標準化されていても流通がなければ、意味がないので、どうでも良いと開発者は思ったかも知れません。標準で入っていない賛美は、自分で手入力しなければなりません。PowerPointのデータも引き継げません。(できるソフトもあるかも)テキストコピーで済みますが、またデータの入れなおしです。しかも、それを世界中の教会が全く同じ事をやっています。

さて、紙媒体ではどうでしょう?コピー機というアナログツールを使って、多くの賛美は流通しています。(ちゃんとマスターの楽譜だけは買ってる教会ももちろんあります)人の手を渡ってコピーされるというのは、技術的に言うとP2P(Peer2Peer)的な情報共有のスタイルです。

これは、著作権問題が個人的な問題になるので、大きな問題にならず、世間一般でよく実践されていますよね(苦笑)。紙媒体であれば、OHPへのコピーが可能なので、楽ちんですね。なんだ、やっぱりOHPがいいじゃないかと!

賛美専用ソフトの話に戻します。私は正直なところ、賛美も共通フォーマットを作り、賛美専用ソフト間でP2Pで共有してしまえば良いのにと思っています。

P2Pと言うとWinnyやらが出てきて、うさん臭い印象があるのですが、それらのソフトの開発者は法で裁かれませんでした。つまり個人間のコピー流通手段を開発しても、罪にはならないのです。(有罪になった例があるんでしょうか) コピーの問題もありますが、インターネットのトラフィックに(無駄に)負荷をかけてしまっているのあります。

しかし、この場合のP2Pは、流通するデータの内容を限定しているだけに、Winny等よりずっと倫理にも受け入れやすいはずです。賛美ではない物が紛れ込んでいた場合などにもずっと発見が容易です。フォーマットをParseさせるし、テキスト限定であれば、内容をある程度自動確認させるのも大分楽でしょう。有害な内容がネットワークを汚染しないので、インターネットにも健全です。しかも動画等に比較すれば、データ量が圧倒的に小さいでしょう。

現実問題、紙でコピーされている事をインターネットを通じてコピーできるようにした。それだけ・・・と思うのですが。。。どうでしょうね。企業が作るにはやや問題があるソフトだと思うので、個人がやるしかないのでしょうが、私は怖くて作れないでいます。

正面からぶつかるのであれば、クライアント・サーバーバージョンでほぼ同じ事ができます。その場合は、「いのちのことば社」さんみたいなところと手を組んで、ちゃんと楽譜や歌詞代を課金するというモデルが構築できます。お金を払って歌詞使うなら、ローカルの賛美専用ソフトに自分で手入力するよっというのが今の現状でしょうけども・・・

グレーゾーンな世界なのでしょうが、どこまでがグレーでどこまでブラックなのか、分からないと何もできません。

賛美とプロジェクタとPowerPoint

最近ようやくかなりの日本の教会にもプロジェクタが行きわたり始めました。私の妻もプロジェクタメーカーで働いており、教会にも売っています。
(かなり安いのでお勧めです。http://www.benq.co.jp/からどうぞ )

ところで、OHPとプロジェクタの賛美を用途とした場合の違いはなんでしょう。
プロジェクタは、パワーポイントを使って、色が付けられる。背景画像にかっこいい物やデザインを付与できる。

それぐらいだと思いませんか?だったら、賛美のためだけにプロジェクタを購入する必要はないと思います。

むしろOHPの方が、賛美リーダーの突然の曲の注文に応じる速度が速いので、OHPの方が良い場合すらあります。良い手書きであれば、手書きの方が気持ちいいですしね。

手書きはともかく、私は個人的に、この最後の曲の注文への応答速度を重視しています。
近年、プロジェクタを使うようになってから、その場の神様の導きによって、賛美が突然始まるという事が減ってしまったような気がしているのです。これは、賛美リーダーがプロジェクタの応答速度を気にしているのでしょうか。特定のPowerPointのファイルを探すには、Windowsに検索してもらわないといけないかも知れません。

PowerPointには、もうひとつ問題があります。流れるように賛美を繋げるには、一つのPowerPointのファイルに賛美をまとめる必要がある事です。再利用を考えると、1ファイル=1賛美が必然です。
しかし実用するには、毎週毎週それらのファイルを選択し、繋げて準備しておかなければいけません。
そして良く発生する問題が、間違いがあった場合に、繋げたファイルを修正するのですが、原本を修正忘れて、次回その賛美を利用する時に同じ間違いが見つけられるという事です。

さて、これら問題を回避するのは、簡単です。PowerPointを使うのを辞めて、賛美専用のソフトを使えば良いです(しかしほとんど教会がこれを知りません。もっと賛美専用ソフトが普及しますように)。
無料でも存在しますし、5000円ぐらいでも買えます。これで手書きという点を除けば、OHPに勝る物になります。以前無料の物を一通り検証しましたが、記録していませんでした。希望される方がいましたが、一通り検証し、結果をここに乗せる事にします。

しかし賛美専用ソフトにも一つ問題があるのですが、その話は次の投稿で。

週報の多用化とオンライン対応

ほとんどの教会で毎週刷られている週報。

週報の一部をネットを通じて配信したり、印刷が不要な人には印刷しないで
済めば良いとか思いま・・・せんか?

しかしこの週報、扱いが微妙で、祈りの課題などに病名+本名が乗ってたり、そのまま全公開のネットに置くわけにいかず、置いてたとしてもPDFファイルだったりで、そのまま読むにはちょっと面倒。

そこで週報を前述の教会SNSと連動します。
SNSの管理画面上で、週報の情報を入力すると週報が作られ、印刷用のPDFファイルの生成と同時に全教会員宛にメール用のフォーマットで週報が自動配信されます。

教会員は、自分のプロフィール設定で、印刷物が必要かどうかを設定でき、教会は必要な教会員の分だけを教会員の郵便受け(ない場合は、必要な人の人数だけ把握)に入れれば良いわけです。

対外的な使い方としても、週報を公開部分と非公開部分にわければ、公開部分だけ教会のホームページからHTMLで閲覧できるようにするのも可能でしょう。

礼拝の最後で週報からの連絡~という場面で、みんな携帯でメールを見る人が増えてしまいますけどね。

更に週報の制作を分担する事も容易になります。例えば、牧師の一言のような欄があれば、そこの情報は牧師先生が入力し、祈りの課題は長老の○○兄弟が入力 と言った具合です。従来であれば、最終編集者にメールで部分的にやり取りし、最終編集者が繋げるという事を毎週やっているのでしょうが、その作業が不要に なります。

教会SNSがないとイマイチ生きてこないと思うので、その後でしょうか。

教会SNS

私が現在通っている教会は、日本で稀に見る巨大な教会で、人の名前を覚えるのも大変だし、探している人を見つけるのも大変です。更に言うと礼拝も3回に分かれているので、都合で別の礼拝に出ていたりすると見つかりません。

これぐらい大きいとぶっちゃけ何かツールが欲しくなります。少数で連絡取るのも場所や時間が定期的に決まっていないと大変です。教会で組織されているグループは、定期的な集会や週報を通じての連絡があるのでまだ良いのですが、組織されていない小さなグループそうはいかず、やや苦労していると思いました。

タイトルの通り、SNSなんかがいいのではないかと思います。OpenPNEで一回開発に携わりましたが、あれでかなり様が済むと思います。本名を名乗っても不安がないぐらいに、招待制でクローズな設定で良いでしょう。CMSでも物によってはクローズな横のコミュニケーションが取れるので、小さい教会であれば、CMSで十分でしょうか。

そして、SNSのデータを会員データにし、そのまま会員名簿にします。自分のデータを会員が自分で管理するので、管理が楽です。運営側は、登録申請が来た時に、承諾するためのルールを作っておけば良いでしょう。SNS内での本名以外の公開非公開も会員が選択すれば良いわけですし。(本名は必須の方が良い気がします。)

SNSのコミュニティー機能は良いのですが、日記機能はどうかなという感じがします。
教会員のためになる良い内容であるならば、オープンなところで書いてほしいところです。
クローズなところでしか言えないような事なら、言わない方良いでしょう。
どんな教会も文句ばかり言ってる方がいらっしゃるので、そういう吐け口の場にされると。。。というのはあるかもしれません。

クローズとは言え、インターネット上での初めての情報発信の機会になるという方は少なくないでしょうから、以外と良い日記も出てくるかも知れません。

私も、MIXIを以前やっていましたが、出会い系からのメッセージが飛んでくるようになってから止めてしまい、Facebookに変えました。FaceBookならまだしも、MIXIに教会員を参加させて、コミュニティーで教会コミュ等で対応するのは無理があるでしょう。それに、会員名簿としての使い方ができず、別に名簿を管理しなければなりません。

これはたいして時間が掛らないので、利用したいという教会があれば開発&設定&運営教育をしますので、コメントくださいませ。教会名簿で必要な項目に対応できると思います。尚、インターネットをされない世代の方々の事も考慮します。

聖書データの標準化(XML)

さて、前回の動画聖書の書き込みの時に、日本語のメジャーな聖書がXML化されていない(または、積極的に公開されていない)と書きました。

動画聖書以外にも聖書に関係するアプリケーションの開発を考えると、まず最初に当たるのが聖書のフォーマットです。

USFXやOSIS(http://ja.wikipedia.org/wiki/Open_Scripture_Information_Standard)などが標準として上げられている聖書データの標準化ですが、日本語の聖書はかなりこれが遅れている様です。そのため、iPhoneの聖書アプリにも対応させる事ができずにいますし、多言語に対応している国際的な聖書研究ツール(jBibleのようなもの)にも口語訳以外の日本語が対応されている事がない(または見たところ少ない)のでしょう。

恐らく多くの日本人クリスチャンプログラマ(あまり多くないようですが)が、この問題に必ず一度は直面していると思います。

紙媒体から離れていくこれからにとって、非常に大きな問題だと思っています。

一時は私も怒りを感じていましたが、日本語聖書の著作会社様方にも、それぞれに配布を自由にできない事情があるようです。解放され、聖書がもっと自由に行きわたるように祈り、また解放のためにできる事があれば手伝える手段があればと思う者であります。

動画聖書

聖書を動画にするプログラムを2年前に開発しました。

とりあえずサンプルをどうぞ。



wav(windowsのwav)フォーマットの音声データと1節を1行としたテキストデータをミックスし、カラオケ調に表示と朗読を同時に行うという単純な物です。

一応、多言語に対応しており、wavとtxtデータさえあれば、何ヶ国語でも同一動画に含める事が出来ます。その場合、1節ごとに交互に読むことになります。

読み上げは行わず、字幕言語として下に表示するという設定も可能です。

第1ヨハネの手紙だけ、日本語、韓国語、中国語、英語で録音して、txtを作成しました。これらの言語の組み合わせで動作確認をしています。

出力フォーマットは、mp4(mac系向け)とwmvです。

本来は、このプログラムをWebサーバーから呼び出せるようにし、ネット上でユーザーが必要とする動画聖書の対訳の組み合わせを選択して、その場で生成し、配布を可能にしたいと思っていました。

しかし、まともに言語学習として有効な日本語の聖書訳には、著作権が当然存在し、結局公開できる状況ではありませんでした。当然録音データも無料の物は、ほとんどありません。

本気で無料で作っていくのであれば、著作問題を解決し(ここが一番大変)、尚且つ録音を自力、またはボランティアの手を借りて、行っていく必要がありそうです。

後、日本語のメジャーな聖書がXML化されていない(または単に公開されていない)ので、問題です。
今回使ったtxtのフォーマットは独自で、できればOSIS等に対応し、テキストデータを読み込み部分を簡易化したいと思います。

この話題は次に。

使徒信条

わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。
わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、おとめマリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、
三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。
そして、全能の父である神の右に座しておられます。
そこからこられて、生きている者と死んでいる者をさばかれます。
わたしは聖霊を信じます。
きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、
永遠のいのちを信じます。
アーメン

自己紹介及びブログ概要

自己紹介から。私、Kunioは、クリスチャンで、1996年に信仰告白及び受洗をしました。
クリスチャンと言ってもネットでは色々なので、以下使徒信条です。
http://d4cc.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

さて、このブログでは、キリスト教会の電子化をテーマに、聖書、賛美、教会管理、宣教、週報などを何でも電子化に関する事を記事にしていきます。

プログラマをしておりまして、常々制作したいソフトウェアがいくつかあります。そのために、既存のソフトウェアを調査したり、アイデアを整理する吐け口としてブログを立てました。

似たような考えを持った方からも意見を頂戴したく思っておりますので、ご気軽にコメントください。

栄光在主