2010年3月25日木曜日

聖書データの標準化(XML)

さて、前回の動画聖書の書き込みの時に、日本語のメジャーな聖書がXML化されていない(または、積極的に公開されていない)と書きました。

動画聖書以外にも聖書に関係するアプリケーションの開発を考えると、まず最初に当たるのが聖書のフォーマットです。

USFXやOSIS(http://ja.wikipedia.org/wiki/Open_Scripture_Information_Standard)などが標準として上げられている聖書データの標準化ですが、日本語の聖書はかなりこれが遅れている様です。そのため、iPhoneの聖書アプリにも対応させる事ができずにいますし、多言語に対応している国際的な聖書研究ツール(jBibleのようなもの)にも口語訳以外の日本語が対応されている事がない(または見たところ少ない)のでしょう。

恐らく多くの日本人クリスチャンプログラマ(あまり多くないようですが)が、この問題に必ず一度は直面していると思います。

紙媒体から離れていくこれからにとって、非常に大きな問題だと思っています。

一時は私も怒りを感じていましたが、日本語聖書の著作会社様方にも、それぞれに配布を自由にできない事情があるようです。解放され、聖書がもっと自由に行きわたるように祈り、また解放のためにできる事があれば手伝える手段があればと思う者であります。

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