2010年6月2日水曜日

バディオブクライストプロジェクト草案

以下4j4u.netで提供を思案しているサイトの草案です。
既に存在しているような書き方をしていますが、プラニング状態です。
公協訳に専念するつもりなので、賛同者がいなければ、何年後かになるでしょう。

「バディオブクライストSNS」プロジェクト

教会の管理を軽減するための教会基幹ソフトとして機能を提供しつつ、多層化されたSNS的な人的ネットワーク構造を用い、キリストの御体である教会全体を繋げていくプロジェクトです。

まずは、本命の目的であるSNS面の説明です。

各教会で、1つの独立したシステムを用います。1つの教会システムをドメインと呼びます。
ボディオブクライストは、P2P的にドメイン同士をWebサービスによって繋げます。

ドメイン群はシステムとしては独立しながらも、全体としてはbofc.4j4u.netSを最上位に階層化されます。

bofc.4j4u.net(最上位SNS)
=> 福音自由
=> 大鋸福音自由教会
=> 葛西福音自由教会
=> 単立渡内グレースチャペル
=> 基督教団
=> 山内基督教会
(検索に引っかけて迷惑をかけないために、わざと存在しない名前を使っています。)

と言った具合に、実際の組織構造をモデルとしてSNS郡を階層化します。

上下関係内での情報のやり取りやセキュリティーレベルはそれぞれの下位階層によって上書きされます。

例えば、大鋸福音自由教会は、教団内のメンバーには名前まで公開する設定
するようにした場合、葛西福音自由教会SNSに所属するメンバーからは名前が表示されますが、
山内基督教会から直接名前を閲覧される事はありません。

これらの階層情報や階層ごとのセキュリティー設定は、親サーバが持ちます。(よって、完全にP2Pとは言えない)

しかし、教会の下にある個人レベルでもセキュリティーレベルが設定でき、「フレンド登録」
をする事で、これらのドメイン間のセキュリティールールを飛び越えて、情報が個人間で閲覧されるようになります。

ボディオブクライストSNSは、個々のSNS管理者の設定や利用者の設定により外部SNSのデータを受信する事が出来ます。これは、教団全体のニュースであったり、イベント告知であったりします。

教会の繋がりに繋がっていなければ参加できない事を教会単位(実際に顔を見ている)で保障し、また適切に個人情報を守れる設定を可能にし、匿名による参加を許さない事で、現実の兄弟姉妹関係の繋がりを利用した具体的なコミュニケーションを可能にします。

なぜ既存のSNSでは不足なのか?

一方既存のSNSであるMixiでは、実名を公開するのは稀で、弊害が発生する可能性があり、本人確認が取れず、教会専用のコミュニティーを作っても、外部の者が入り込んでくる可能性が常にあります。それはそれでメリットがあるのですが、当プロジェクトではそれを目的にしません。

Facebook は実名を使う慣習にありますが、どうしても雑音が入り、教会を繋げるには無駄が多すぎるし、教会特有のデータ(受洗日など)を入力できず、組織関係を多層化ができないために
セキュリティーレベルをすべて個人間で制御するため煩雑になります。それに、教会全体の個人情報を一点集中させるには信頼に欠けます。教会特有の情報処理を行う事もできません。

それらのSNSで個人個人が証しをされ、福音伝道されているのは素晴らしい働きですが、最もセキュリティーが高く、外野なしに教会同士のコミュニケーションが図れる場が必要であると
思います。

上記が究極的な目的ですが、SNS機能のみであると、元々これらの事に興味のない教会に目を向けてもらう事が難しいため、基幹システムとしての機能を提供します。

- 教会名簿

ボディオブクライストは、それ自体がそのまま教会名簿になります。
利用者は、参加時に、洗礼日や信仰告白日などを入力し、個々のSNSの管理人は自らのSNS内の教会員の情報を閲覧する事が出来ます。

これにより教会員名簿が、各自の手によって管理されるため、管理側の手間が省けます。
(パソコンを使った入力ができない方には、管理者が入力頂く必要がありますが)

- 週報

ボディオブクライストは、そのまま教会内のコミュニケーションに使う事が出来、教会運営に必要な出力機能を持ちます。

それは、週報などの情報をボディオブクライストを通じて配信する事で、メールでSNS内の会員に届けられ、逆にメールを利用しない教会員や紙媒体での印刷物を礼拝時に希望する方の人数分を通知してくれるため、印刷コストを抑える事が出来ます。

又は、週報の一部を頂ければ、教会向けの週報テンプレートを作成し、週報をボディオブクライストに入力したデータから自動生成させる事も出来ます。

- 奉仕者スケジュール
また、奉仕者のための奉仕スケジュール管理なども備え、これもインターネットを利用しない人のために、印刷が可能です。

- 讃美

讃美をデータベース化する事が出来、賛美担当者が選曲をするだけで関係奉仕者にメール等で選曲が通知され、歌詞などをメールで自動配信する事が可能です。中央サーバから著作的に利用許諾が得られている又は著作権の存在しない讃美は、自動的にダウンロードされるので、歌詞の入力の手間がありません。パワーポイント形式やopenpl形式(讃美専用ソフトウェア)、MusicXML(楽譜データ。多くの楽譜編集閲覧ソフトで利用が可能)等でダウンロードが可能です。CCLIと連動できるとベストでしょう。

- 礼拝メッセージ配信

礼拝メッセージの内容もアップロードする事が出来、その場合はインターネットに公開される索引ページが自動的に管理されますので、教会のHPからリンクして頂く事が可能です。

- ホームページ機能

ボディオブクライストは、SNSであると同時に、ホームページとしての機能も持っており、設定に応じてこれらの週報の情報の一部やメッセージの内容などをSNS側から更新する事で、公開されるホームページ側も自動更新がされます。

これによって、ホームページの管理者の手間を軽減する事が可能です。まだホームページをお持ちでなければ、当然そのままホームページとして機能します。その場合は、複数あるテンプレートから選択頂きます。テンプレートを編集する事で、デザインをカスタマイズする事も可能です。


このようにボディオブクライストは、学習を必要とするものの長期的に教会の管理コストを下げ、紙媒体の印刷コストを下げつつも、具体的な意図を持った教会内及び他教会とのコミュニケーションを助け、適切な情報を教会外へ発信を可能にします。

ボディオブクライストはシステムのみを提供しており、データ自体はそれぞれの教会がそれぞれのサーバで預かる事になります。もちろん教会側で個人情報をお預かりさせて頂いても構わないというコンセンサスが取れるのであれば、運営が当サーバへのシステムのインストールとデータの管理を責任を持ってさせて頂きますが、すべての教会の個人情報を集める事が目的ではないという事です。(そのためにわざわざ手間をかけてP2P構造にしている)

電子聖書とプロジェクター

電子聖書のデータをプロジェクタに簡単に映写する方法を紹介します。

もちろんPowerPointに手入力しても出来ますが、メッセージの度に入力するのはかなりの手間なので、The Sword Projectが利用しているOSIS形式からの導入方法になります。

一度この設定を行えば、聖書全巻がご利用できます。

口語訳(1955年度版)を用いての紹介です。

http://openlp.org/en/download.html
から最新版をダウンロードし、インストールしてください。
私が利用したのは、OpenLP-1.9.1です。

そして口語訳のOSISをダウンロードします。
http://4j4u.net/a_kougo-osis.xml

OpenLPのインストールの最後に、CCLIのIDとパスワードの入力を求められますが、無視してください。OpenPLは、CCLIのSongSelectサービスと連動して、英語の曲を無数にダウンロードできるようですが、日本ではCCLIがサービスを展開していませんので、利用できません。ここでは、日本語聖書をプロジェクタに映写するソフトとして使います。

OpenLPが起動しましたら、左のSongs、Bibles、PresentationsとなっているところのBiblesをクリックしてください。

するとQuick Advanceというタブが表示されますが、それをそのままに下の図のImport Bibleボタンを押下してください。


すると以下の画面が表示されますので、先ほどダウンロードした口語訳のデータを指定して、Nextを押下してください。



するとVersion、CopyRightとPermissionの入力を求められます。
Versionには、Kougoyaku(日本語だとうまくいきません)と入力し、CopyRightとPermissionには適当な文字列を入力してください。(この口語訳データは著作権が切れているので問題ありません)

Nextを押下するとインポートが始まります。結構時間がかかるのでお待ちください。

100%になったところで終了します。

後は、表示するだけです。

Advancedタブをクリックします。
表示させたい節を選択して、Searchを押下します。
下段に該当する節が表示されるので、それらをクリックします。

複数ためておく事が出来るので、あらかじめ全て検索しておき、メッセンジャーの話に合わせて画面が切り替わるようにすると良いでしょう。

しかし、このままだと文字が小さすぎるので右下のテーママネジャーを使って、デザインを変えましょう。

New ThemaボタンをクリックするとThemaを作れます。私は、Font Mainタブをクリックして、Sizeというところを30ptから120ptに増やしました。これで文字が大きくなるはずです。
背景やフォントを変えたかったりしたらご自由に変更してください。

操作側の画面です。



こちらは、プロジェクターに写る画面。



このプログラムで利用可能のOSISファイルの新共同訳と新改訳が有償提供されないか交渉してみます。

OpenLPも日本語化したく思っています。少々手が足りなくなってきているので、奉仕してくださる方がおりましたら、ご連絡ください。