2010年3月25日木曜日

キリスト教をGoogle

キリスト教というキーワードでGoogleで検索すると、このブログ投稿時点でwikipediaの次に2番目に出てくる某サイトがあります。(閲覧時点で結果は違うかも知れませんので、必ずそのサイトとは限りません)

wikipediaは客観的な事だけを書いているので全く問題がありません。しかしこのサイトは、2番目に閲覧するサイトとしては、不適切だと私は思います。色々理由はあるのですが、一番の理由は、主観的聖書解釈がされているにも関わらず、聖書のThe Gospelが語られていないからです。

それはもちろん、「イエスを救い主だと信じる者は救われる」という聖書が一貫して伝えようとしているメッセージです。この福音なしで、キリスト教を語るのは、私の聖書理解では意味をなしません。

このキーワードで検索された時に、2番目又は1番目にThe Gospel(福音)が来るようにしたいのです。

ご賛同できる方は、
http://www.febcjp.com/
辺りをリンクさせてくださると幸いです。febcjpに頼まれたわけでも、関係者なわけでもありませんので、「キリスト教」というキーワードで検索した時に比較的上位に表示されるサイトで福音的な物であれば、どれでも構いません。集中させた方が、問題視しているサイトを越えやすくなるので、迷ったらfebcjpに合わせてくださいませ。

賛美専用ソフトとP2P

さて、賛美とプロジェクタとPowerPointという投稿で、賛美専用ソフトをざっくりご紹介しました。

しかし、その賛美専用ソフトにも一つ問題があります。データのフォーマットの問題です。

音楽の世界にもデータの標準化があり、いくつかのXMLフォーマットが存在しますが、私が見た範囲ではデータが標準されている賛美のソフトがありませんでした。

古典的な賛美を除いて、ほとんどの賛美には著作権があるので、データが標準化されていても流通がなければ、意味がないので、どうでも良いと開発者は思ったかも知れません。標準で入っていない賛美は、自分で手入力しなければなりません。PowerPointのデータも引き継げません。(できるソフトもあるかも)テキストコピーで済みますが、またデータの入れなおしです。しかも、それを世界中の教会が全く同じ事をやっています。

さて、紙媒体ではどうでしょう?コピー機というアナログツールを使って、多くの賛美は流通しています。(ちゃんとマスターの楽譜だけは買ってる教会ももちろんあります)人の手を渡ってコピーされるというのは、技術的に言うとP2P(Peer2Peer)的な情報共有のスタイルです。

これは、著作権問題が個人的な問題になるので、大きな問題にならず、世間一般でよく実践されていますよね(苦笑)。紙媒体であれば、OHPへのコピーが可能なので、楽ちんですね。なんだ、やっぱりOHPがいいじゃないかと!

賛美専用ソフトの話に戻します。私は正直なところ、賛美も共通フォーマットを作り、賛美専用ソフト間でP2Pで共有してしまえば良いのにと思っています。

P2Pと言うとWinnyやらが出てきて、うさん臭い印象があるのですが、それらのソフトの開発者は法で裁かれませんでした。つまり個人間のコピー流通手段を開発しても、罪にはならないのです。(有罪になった例があるんでしょうか) コピーの問題もありますが、インターネットのトラフィックに(無駄に)負荷をかけてしまっているのあります。

しかし、この場合のP2Pは、流通するデータの内容を限定しているだけに、Winny等よりずっと倫理にも受け入れやすいはずです。賛美ではない物が紛れ込んでいた場合などにもずっと発見が容易です。フォーマットをParseさせるし、テキスト限定であれば、内容をある程度自動確認させるのも大分楽でしょう。有害な内容がネットワークを汚染しないので、インターネットにも健全です。しかも動画等に比較すれば、データ量が圧倒的に小さいでしょう。

現実問題、紙でコピーされている事をインターネットを通じてコピーできるようにした。それだけ・・・と思うのですが。。。どうでしょうね。企業が作るにはやや問題があるソフトだと思うので、個人がやるしかないのでしょうが、私は怖くて作れないでいます。

正面からぶつかるのであれば、クライアント・サーバーバージョンでほぼ同じ事ができます。その場合は、「いのちのことば社」さんみたいなところと手を組んで、ちゃんと楽譜や歌詞代を課金するというモデルが構築できます。お金を払って歌詞使うなら、ローカルの賛美専用ソフトに自分で手入力するよっというのが今の現状でしょうけども・・・

グレーゾーンな世界なのでしょうが、どこまでがグレーでどこまでブラックなのか、分からないと何もできません。

賛美とプロジェクタとPowerPoint

最近ようやくかなりの日本の教会にもプロジェクタが行きわたり始めました。私の妻もプロジェクタメーカーで働いており、教会にも売っています。
(かなり安いのでお勧めです。http://www.benq.co.jp/からどうぞ )

ところで、OHPとプロジェクタの賛美を用途とした場合の違いはなんでしょう。
プロジェクタは、パワーポイントを使って、色が付けられる。背景画像にかっこいい物やデザインを付与できる。

それぐらいだと思いませんか?だったら、賛美のためだけにプロジェクタを購入する必要はないと思います。

むしろOHPの方が、賛美リーダーの突然の曲の注文に応じる速度が速いので、OHPの方が良い場合すらあります。良い手書きであれば、手書きの方が気持ちいいですしね。

手書きはともかく、私は個人的に、この最後の曲の注文への応答速度を重視しています。
近年、プロジェクタを使うようになってから、その場の神様の導きによって、賛美が突然始まるという事が減ってしまったような気がしているのです。これは、賛美リーダーがプロジェクタの応答速度を気にしているのでしょうか。特定のPowerPointのファイルを探すには、Windowsに検索してもらわないといけないかも知れません。

PowerPointには、もうひとつ問題があります。流れるように賛美を繋げるには、一つのPowerPointのファイルに賛美をまとめる必要がある事です。再利用を考えると、1ファイル=1賛美が必然です。
しかし実用するには、毎週毎週それらのファイルを選択し、繋げて準備しておかなければいけません。
そして良く発生する問題が、間違いがあった場合に、繋げたファイルを修正するのですが、原本を修正忘れて、次回その賛美を利用する時に同じ間違いが見つけられるという事です。

さて、これら問題を回避するのは、簡単です。PowerPointを使うのを辞めて、賛美専用のソフトを使えば良いです(しかしほとんど教会がこれを知りません。もっと賛美専用ソフトが普及しますように)。
無料でも存在しますし、5000円ぐらいでも買えます。これで手書きという点を除けば、OHPに勝る物になります。以前無料の物を一通り検証しましたが、記録していませんでした。希望される方がいましたが、一通り検証し、結果をここに乗せる事にします。

しかし賛美専用ソフトにも一つ問題があるのですが、その話は次の投稿で。

週報の多用化とオンライン対応

ほとんどの教会で毎週刷られている週報。

週報の一部をネットを通じて配信したり、印刷が不要な人には印刷しないで
済めば良いとか思いま・・・せんか?

しかしこの週報、扱いが微妙で、祈りの課題などに病名+本名が乗ってたり、そのまま全公開のネットに置くわけにいかず、置いてたとしてもPDFファイルだったりで、そのまま読むにはちょっと面倒。

そこで週報を前述の教会SNSと連動します。
SNSの管理画面上で、週報の情報を入力すると週報が作られ、印刷用のPDFファイルの生成と同時に全教会員宛にメール用のフォーマットで週報が自動配信されます。

教会員は、自分のプロフィール設定で、印刷物が必要かどうかを設定でき、教会は必要な教会員の分だけを教会員の郵便受け(ない場合は、必要な人の人数だけ把握)に入れれば良いわけです。

対外的な使い方としても、週報を公開部分と非公開部分にわければ、公開部分だけ教会のホームページからHTMLで閲覧できるようにするのも可能でしょう。

礼拝の最後で週報からの連絡~という場面で、みんな携帯でメールを見る人が増えてしまいますけどね。

更に週報の制作を分担する事も容易になります。例えば、牧師の一言のような欄があれば、そこの情報は牧師先生が入力し、祈りの課題は長老の○○兄弟が入力 と言った具合です。従来であれば、最終編集者にメールで部分的にやり取りし、最終編集者が繋げるという事を毎週やっているのでしょうが、その作業が不要に なります。

教会SNSがないとイマイチ生きてこないと思うので、その後でしょうか。

教会SNS

私が現在通っている教会は、日本で稀に見る巨大な教会で、人の名前を覚えるのも大変だし、探している人を見つけるのも大変です。更に言うと礼拝も3回に分かれているので、都合で別の礼拝に出ていたりすると見つかりません。

これぐらい大きいとぶっちゃけ何かツールが欲しくなります。少数で連絡取るのも場所や時間が定期的に決まっていないと大変です。教会で組織されているグループは、定期的な集会や週報を通じての連絡があるのでまだ良いのですが、組織されていない小さなグループそうはいかず、やや苦労していると思いました。

タイトルの通り、SNSなんかがいいのではないかと思います。OpenPNEで一回開発に携わりましたが、あれでかなり様が済むと思います。本名を名乗っても不安がないぐらいに、招待制でクローズな設定で良いでしょう。CMSでも物によってはクローズな横のコミュニケーションが取れるので、小さい教会であれば、CMSで十分でしょうか。

そして、SNSのデータを会員データにし、そのまま会員名簿にします。自分のデータを会員が自分で管理するので、管理が楽です。運営側は、登録申請が来た時に、承諾するためのルールを作っておけば良いでしょう。SNS内での本名以外の公開非公開も会員が選択すれば良いわけですし。(本名は必須の方が良い気がします。)

SNSのコミュニティー機能は良いのですが、日記機能はどうかなという感じがします。
教会員のためになる良い内容であるならば、オープンなところで書いてほしいところです。
クローズなところでしか言えないような事なら、言わない方良いでしょう。
どんな教会も文句ばかり言ってる方がいらっしゃるので、そういう吐け口の場にされると。。。というのはあるかもしれません。

クローズとは言え、インターネット上での初めての情報発信の機会になるという方は少なくないでしょうから、以外と良い日記も出てくるかも知れません。

私も、MIXIを以前やっていましたが、出会い系からのメッセージが飛んでくるようになってから止めてしまい、Facebookに変えました。FaceBookならまだしも、MIXIに教会員を参加させて、コミュニティーで教会コミュ等で対応するのは無理があるでしょう。それに、会員名簿としての使い方ができず、別に名簿を管理しなければなりません。

これはたいして時間が掛らないので、利用したいという教会があれば開発&設定&運営教育をしますので、コメントくださいませ。教会名簿で必要な項目に対応できると思います。尚、インターネットをされない世代の方々の事も考慮します。

聖書データの標準化(XML)

さて、前回の動画聖書の書き込みの時に、日本語のメジャーな聖書がXML化されていない(または、積極的に公開されていない)と書きました。

動画聖書以外にも聖書に関係するアプリケーションの開発を考えると、まず最初に当たるのが聖書のフォーマットです。

USFXやOSIS(http://ja.wikipedia.org/wiki/Open_Scripture_Information_Standard)などが標準として上げられている聖書データの標準化ですが、日本語の聖書はかなりこれが遅れている様です。そのため、iPhoneの聖書アプリにも対応させる事ができずにいますし、多言語に対応している国際的な聖書研究ツール(jBibleのようなもの)にも口語訳以外の日本語が対応されている事がない(または見たところ少ない)のでしょう。

恐らく多くの日本人クリスチャンプログラマ(あまり多くないようですが)が、この問題に必ず一度は直面していると思います。

紙媒体から離れていくこれからにとって、非常に大きな問題だと思っています。

一時は私も怒りを感じていましたが、日本語聖書の著作会社様方にも、それぞれに配布を自由にできない事情があるようです。解放され、聖書がもっと自由に行きわたるように祈り、また解放のためにできる事があれば手伝える手段があればと思う者であります。

動画聖書

聖書を動画にするプログラムを2年前に開発しました。

とりあえずサンプルをどうぞ。



wav(windowsのwav)フォーマットの音声データと1節を1行としたテキストデータをミックスし、カラオケ調に表示と朗読を同時に行うという単純な物です。

一応、多言語に対応しており、wavとtxtデータさえあれば、何ヶ国語でも同一動画に含める事が出来ます。その場合、1節ごとに交互に読むことになります。

読み上げは行わず、字幕言語として下に表示するという設定も可能です。

第1ヨハネの手紙だけ、日本語、韓国語、中国語、英語で録音して、txtを作成しました。これらの言語の組み合わせで動作確認をしています。

出力フォーマットは、mp4(mac系向け)とwmvです。

本来は、このプログラムをWebサーバーから呼び出せるようにし、ネット上でユーザーが必要とする動画聖書の対訳の組み合わせを選択して、その場で生成し、配布を可能にしたいと思っていました。

しかし、まともに言語学習として有効な日本語の聖書訳には、著作権が当然存在し、結局公開できる状況ではありませんでした。当然録音データも無料の物は、ほとんどありません。

本気で無料で作っていくのであれば、著作問題を解決し(ここが一番大変)、尚且つ録音を自力、またはボランティアの手を借りて、行っていく必要がありそうです。

後、日本語のメジャーな聖書がXML化されていない(または単に公開されていない)ので、問題です。
今回使ったtxtのフォーマットは独自で、できればOSIS等に対応し、テキストデータを読み込み部分を簡易化したいと思います。

この話題は次に。

使徒信条

わたしは、天地の造り主、全能の父である神を信じます。
わたしはそのひとり子、わたしたちの主、イエス・キリストを信じます。
主は聖霊によってやどり、おとめマリヤより生まれ、
ポンテオ・ピラトのもとで苦しみを受け、
十字架につけられ、死んで葬られ、よみにくだり、
三日目に死人のうちからよみがえり、天にのぼられました。
そして、全能の父である神の右に座しておられます。
そこからこられて、生きている者と死んでいる者をさばかれます。
わたしは聖霊を信じます。
きよい公同の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだのよみがえり、
永遠のいのちを信じます。
アーメン

自己紹介及びブログ概要

自己紹介から。私、Kunioは、クリスチャンで、1996年に信仰告白及び受洗をしました。
クリスチャンと言ってもネットでは色々なので、以下使徒信条です。
http://d4cc.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

さて、このブログでは、キリスト教会の電子化をテーマに、聖書、賛美、教会管理、宣教、週報などを何でも電子化に関する事を記事にしていきます。

プログラマをしておりまして、常々制作したいソフトウェアがいくつかあります。そのために、既存のソフトウェアを調査したり、アイデアを整理する吐け口としてブログを立てました。

似たような考えを持った方からも意見を頂戴したく思っておりますので、ご気軽にコメントください。

栄光在主